「テレビ・新聞など計5メディアで話題に!『田舎の夏』再生プロジェクト立ち上げ!」25期 黒川真梨子(昭和女子大学2年(受講時))
「テレビ・新聞など計5メディアで話題に!
『田舎の夏』再生プロジェクト立ち上げ!」
昭和女子大学グローバルビジネス学部2年(受講時)
黒川 真梨子
WILLFU STARTUP ACADEMY 第25期生
日本海海岸沿いの町。富山県朝日町。
人口が減り、海離れも進み、夏祭りもなくなった。
そんな町で、ウィルフを卒業した2016年夏、海の家を企画・設立しました。
結果、「東京の大学生が立ち上げるのであれば私も」と、
現地の方が奮起して、13年ぶりにお祭りも復活。
かなりの盛り上がりをみせ、
この期間、周囲の宿泊施設は、例年の150%客数が増え、ほぼ満室に。
海の家も、100万円以上の売上が出て、黒字化できました。
↓本プロジェクトが放映された富山テレビ↓
テレビ・新聞など合計5メディアでも取り上げていただき、地元の方からも、本当に暖かいお言葉を頂いたことが本当に嬉しかったです。
↓本プロジェクトが放映された富山テレビ↓
—思いを『形』にできる人になりたい—
私の父親は、造園業を営む起業家であり、かつ茨城県という地方の市議会議員。
そんな家庭で育ったこともあり、元々、「企業に就職する」という考えが薄い大学生でした。兄が既に父親の会社を継いでいることもあり、私自身は、自由気ままに大学へ入学し、2年生の前期でボストンへ語学留学に行くなどして過ごしていました。
しかし、留学先で出会った同世代のアメリカ人が、自分の意見を持って行動し、事業を形にしていることに衝撃を受けたんです。本当に「カッコイイ」と感じました。
同時に、自分自身を振り返ったときに、私自身は、好きなことも、やりたいことも、できることもないと気づいてしまったんです。
その時、「自分の志を明確にしたい」「その内容が何であっても、思いを形にできる人になりたい」と痛感しました。そんな葛藤を感じていた時に見つけたのが、WILLFU STARTUP ACADEMYでした。
—ゼロからの事業構築に必要なプロセスの腹落ち—
「知識ゼロ」から、事業立ち上げに必要な力を身につけられる。「やりたい事業アイデア」がなくても、幅広い事業の立ち上げ経験が積める。実際に事業に挑戦することで、自分自身のやりたいことが何かを言語化できるようになっていく。そんな環境に身を置きたいと思い、受講開始しました。
受講期間中、3つの事業を立ち上げてみましたが、いずれの事業もうまくいきませんでした。しかし、実際に事業立ち上げに取り組み、結果はともあれ事業を形にしてみることで、ゼロから事業を作り上げるプロセスと、私がつまづきやすいポイントを理解できたことが本当に大きかったんです。
例えば、期間限定のアパレルショップ立ち上げを考え、取り組んだ時には、洋服の作り手さんの気持ちを理解しきれず、心からの協力を取り付けきれませんでした。実際に立ち上げてみると、『商品を開発・製造して、販売する』というプロセスにも、多くの人が関わっていて、起業家がいくら意気込んだところで、作り手の気持ちを理解し、作る難易度、かかる時間・工数などを理解して事業モデルを構築しないと商品を提供できる体制すら作れないということに気づきました。
また、同じクラスの3人で事業を立ち上げようとした時も、意見をまとめきることができず、自分の意見を言えないままに事業が進んでしまった結果、納得できるプランを作りきれず、チームが衝突。事業も大赤字になってしまいました。やっぱり、何事も最初に目的意識を合わせることが大事、チームメンバーの選定が肝になると痛感しました。
そんな多くの気づきを踏まえ、WILLFU STARTUP ACADEMY最後の一ヶ月で、今回の富山県朝日町で立ち上げる海の家の事業計画を磨いていったのです。
—失敗経験に向き合った経験が力に。そして、成果に—
「地方創生事業を通じて、地方をもっと元気にしたい」
父親の議員活動や、地方創生に取り組む会社でのインターン経験なども受けて、地方創生に取り組みたいという思いが、強まっていました。
そんな中で、富山県朝日町にある海の家がすたれ、赤字経営になっており、なんとか元気にできないかという相談が友だちのお母さんからはいってきました。
そこで、友だちに声をかけてチームを作り、富山に集まり現地でリサーチをスタートしたのです。実際に立ち上げていこうとすると、現地の人間関係の複雑さや様々なものの仕入れの難しさなどの課題に直面しつつも、どんな課題もウィルフの起業体験で経験したことばかりでした。だからこそ、一つひとつの課題をビジネス視点で考え抜き、乗り越えていくことができました。
3回の事業立ち上げの失敗経験があったからこそ、結果として、海の家は100万円を超える売上、30万円を超える利益を叩き出し、黒字化。私にとっては非常に大きな自信になりました。
—自分の行動を起点に、地方が変わる確信—
しかも、何より嬉しかったのは、私たちの活動に刺激を受けた現地の方が13年も実施されなくなっていたお祭りを復活させ、さらに宿泊客数も例年の150%もの伸びを示したこと。さらに、地元のみなさんから、「こんなこと今までになかった。本当にありがとう」と言われた時には、涙がでてきました。
思いを形にし、行動することで、一つの地方を元気にすることができるんだと確信できました。
これからも、地方を元気にするために、地方創生に取り組む就職先での新規事業提案に加え、残りの学生期間で今回の成功事例を全国に広げていくための仕組みづくりに取り組んでいきたいと考えています。
私のように、「自分の志を明確にしたい」「その内容が何であっても、思いを形にできる人になりたい」と感じている方は、ぜひ、WILLFU STARTUP ACADEMYに行ってみてください。
ウィルフの卒業生としてご一緒できることを楽しみにしています。
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