卒業生起業家インタビュー鶴田真依(お茶の水女子大学生活科学部4年)
「起業を考えて休学。3事業の立ち上げ。
そして、外資コンサルへ」
お茶の水女子大学 生活科学部 4年(受講時)
鶴田 真依
WILLFU STARTUP ACADEMY 第22期生
ー将来、自分で何かやりたい。
普通に就職して、将来、起業に踏み出せるのか…ー
実家は、母親が女将として切り盛りする山梨の
料亭で、祖父も起業家として、事業を営んでいました。
2人の自由な働き方を見て、
「将来は、私も自分で何かやりたい」
という想いを持って育ちました。
しかし、いざ4年生で就活を始めると、
「このまま普通に就職しても、
起業に踏み出せるようにならないのでは」と、
リスクを感じるようになりました。
そこで、思い切って1年間休学し、
起業の経験を積んでみようと決断。
まずは、いくつかのスクール等を検討しました。
私がウィルフを選んだ理由は、
「強制的に起業を強いられる訳ではない」のに、
「受講しながら必ず事業立ち上げの経験が積める」
という点に魅力を感じたからです。
今すぐ起業したい、訳ではない私にとって、
ウィルフが一番自分に合っていました。
ー優秀な仲間と、濃密で激しい時間ー
ウィルフに入学して一番良かったのは、
信頼出来る仲間との出会いでした。
実際に受講してみて、
他受講生の多様さと優秀さに驚きました。
しかも、ウィルフは、ただ講義を聞くのではなく、
2〜3人のチームを組み、短期間で事業を立ち上げる、
濃密で激しい時間をメンバーと共に過ごします。
結果、ウィルフ卒業後も、何でも相談できる、
素晴らしい起業家仲間ができました。
ー当たり前になった「起業家」の視点ー
また、受講を通じて、
日常生活も含めて、物の見方が大きく変わりました。
入学前から「起業家・経営者の視点が重要」
とは認識していましたが、
行動に落ちていませんでした。
しかし、毎週毎週の授業で、
自分のビジネスアイデアを発表し続けることで
初めて、新しいビジネスや面白いサービスの
情報に常に触れ続けるようになりました。
結果、今では、日常生活でも、
世の中の色んな課題が目につき、
解決策を考え続けるようになりました。
日本では、多くの人が「起業は怖い」と考えますが、
海外では、自分でお金を生み出す仕組みを作るのは
当たり前です。
留学経験から、その感覚の違いに大きな違和感がありました。
しかし、違和感を感じるだけでなく、実際に、
この「起業家視点」を身につけられたのは、
「必ず事業立ち上げ経験が積める」という
ウィルフの特殊な環境のおかげだったと思います。
ー3事業の立ち上げを通じて、
『起業』が当たり前の選択肢にー
「起業に全力で取り組む」と決めて休学した1年間。
ウィルフ卒業後の期間は、3事業に取り組みました。
1つ目は、ウィルフがキッカケで始めたAirbnbでの不動産運用。
2つ目は、元々大好きで自分の強みでもある料理の技術を使ったWebでの料理教室運営。
3つ目が、数社のベンチャーと一緒に取り組んでいる海外向けの新規事業立ち上げです。
不動産運用では、Airbnb初心者に向けた講演会に
登壇したり、Web料理教室にも10名以上のお客様に
継続頂いたりと、順調に収益が上がり始めました。
休学前、就活をしていた時には
全くイメージ出来なかった「起業」という選択肢が、
実際に取り組んでみて本当にフラットに選べるようになりました。
ー目標への、最短距離を知ろうー
改めて自身の進路を考えた結果、
一度、外資コンサルティングファームに就職し、
海外での働き方や社会人基礎力を身につけようと考えています。
将来的には、海外でグローバルに活躍しつつ、
得た知識や経験を地元山梨に還元したいと思っています。
まとめると簡単に聞こえてしまいますが、
これは、会社を辞めた後でも自分で起業できるという
自信があってこそ言えることです。
休学して起業経験を積むという決断をして、
本当に良かったと感じています。
ウィルフは、「将来、こんな生き方をしたい」という
目標はあるものの、
そこに至る道筋に悩んでいる人にとって、
最短距離を走る手助けになってくれる場です。
もし今、去年の私と同じような悩みを
抱えている方がいらっしゃったら、
この1年間の私の経験が、
夢に一歩踏み出す手助けになればと、
陰ながら応援しています!