Earth Tone 代表
WILLFU 社会人講座 22期生 金 重伸さん（35才 長野県）
＜概要＞
・学生時代に起業したものの、失敗
・その後、就職したものの、会社との往復を続ける毎日に飽き、起業へ再挑戦
・過去の失敗経験による不安から、起業を学べる場を探し、WILLFU 社会人講座へ
・過去受講生の事例と自身の留学体験が紐付き、コンブチャの企画/製造/販売のアイデアに到達
・受講中から、仮説検証を進め、先行予約販売も開始。20万円弱の売上に
・11月頃の本格リリースに向けて最終調整中
▼インタビューはこちら
■会社との往復を続ける日々に飽き、起業へ
学生時代、就職活動をしていると、どうしても「自分を曲げている感覚」が拭えませんでした。
内定も2社頂いたものの辞退し、自分の意志を貫ける生き方として、「起業」を選びました。
しかし、結果は鳴かず飛ばずで、事業を停止。
結局、コンサルティング会社に就職しました。
その後、オーストラリア留学や現地就職、転職を経ましたが、会社との往復を続ける日々に飽きを感じ始めていました。
お付き合いしているパートナーに相談しても、「挑戦してみたら」との声をもらえたこともあり、起業へ再挑戦することを決めました。
■起業への恐怖心を乗り越えるため、WILLFU 社会人講座へ
しかし、学生時代の起業は、うまくいった記憶が全くありませんでした。
そのため、起業への憧れは持ちつつも、35歳に至るまでその選択肢を避けてきていたのです。
そこで、再現性を持った起業スキルを学べる場がないかと探していたときに見つけたのが、WILLFU 社会人講座でした。
無料の体験授業に参加してみると、そこで語られること全てに納得がいったのです。
特に、「起業はギャンブルではない。小さな仮説検証を膨大に積み上げてコツコツ取り組むことで、徐々にヒットに近づいていく」という点に共感し、受講を決めました。
■過去受講生の事例と自身の原体験から、起業アイデアを発掘
受講してみると、黒石講師との面談の中で過去受講生に、クラフトコーラの企画/製造/販売をしている方がいると聞きました。
その話を聞いて考えてみると、私がオーストラリア留学時に現地で流行っていた炭酸健康飲料「コンブチャ」の存在を思い出したのです。
コンブチャのアイデアで行こうと決めてからは、クラフトコーラを起業している卒業生にインタビューさせて頂き、事業の進め方についても具体的なアドバイスをもらいました。
■味の研究開発と試飲会を繰り返し、14人中11人が購入するまでの味に
それ以降はとにかく商品開発に邁進する日々でした。
毎日作っては修正し、作っては修正しを繰り返し、理想とする味の実現方法を研究。
さらに、工場でも作れる素材/製造方法を作り上げることが必須なため、再現性ある味の開発まで取り組みきりました。
ある程度のたたき台ができた段階で、試飲会と先行予約販売の受付を開始。
スポーツジムに相談し、試飲会ブースを出店させて頂きました。
試飲会と味の調整を繰り返す中で、遂に、試飲した14人中11人が購入いただけるまでに至ったのです。
事前注文が35件に到達したこともあり、味に確信を持て、現在、工場との調整を進めています。
■リスクを洗い出してちゃんと潰す。再現性ある低リスク起業の型が身についた
振り返ると、学生時代の起業とは進め方が全然違うと感じています。
学生時代は、「最短ルートに見えるものを一気に行っちゃえ」という感じで進めていました。
しかし、WILLFU 社会人講座の受講を通じ、事業を進めるためにはどんな論点・リスクがあるのかを洗い出し、その論点・リスクをちゃんと潰し、検証データをとって進めていく進め方が身につきました。
今、コンブチャ以外にも色んな起業アイデアを考えていますが、今の自分なら、どのアイデアについても、どのように進めていけばいいのかが想像できるのです。
学びと実践を通じて、自分の力が、再現性があるところまで身についたと実感しています。
■スポーツを愛するすべて人に愛されるドリンクへ
今回作ったコンブチャは、機能性表示食品の届出を行なっていないため、まだ効果効能をうたうことはできません。
しかし、筋肉痛を抑える抗酸化作用、免疫力を引き出すパン酵母エキスなどを加え、スポーツ後の疲労回復を促進するドリンクとして構築しています。
にも関わらず、しっかり爽やかで「美味しい」のです。
試飲会で14人中11人が購入頂けるほどの味を開発することができました。
まずは、スポーツを愛するすべての人に届けきり、ゆくゆくは日々疲労を感じるすべての方へ届けていきたいと考えています。
ぜひ、ご興味がある方は、HPからトライしてみてください。
▼金 重伸さんが開発したコンブチャはこちらから
https://earthtone.base.shop/
