起業するために修行は本当に必要なのか?
今回は起業するために修行する必要があるのかについて
まとめてみました。
起業したい人の中には、実際にすぐ起業に踏み出す人も
いる一方で、逆にひとまずインターンシップや就職を通じて
一度修行してから起業するといった、他所で働いてから
独立するパターンもいる。
起業することについて、「ひとまずどこかで働いてから起業してみてはどうか」
ということを言う人がいるが、本当にそのような形で
修行して働くことは必要なのだろうか?
以下の内容でいくつかまとめてみた。
1:起業のために修行することが推奨されがちな理由
2:起業のための修行は本当に必要か
起業のために修行することが推奨されがちな理由
起業しようとする際に、周囲にいる社会人などが
よく言う言葉として比較的多いものとして
「まずは就職して社会を学べ」だったり
「一旦どこかで修行してからでも遅くないのではないか」
といったものが挙げられる。
なぜ、起業することに対して、修行することが推奨されるのか。
その理由としては、
起業しても誰もが成功するわけではない
からではないだろうか。
起業と就職が混同されることについては後で言及するが、
起業も就職も根本的にはビジネスであることにちがいない。
そうすると、起業というビジネスを最初からするより、
就職してビジネス経験を積んでからの方が危険度は下がる、
そう考えるからこそ、一旦就職することが推奨されるのではないだろうか。
起業のための修行は本当に必要か
起業前の就職やインターンが推奨される理由としては
「起業も就職もビジネスなので、就職してビジネス経験を
積んだ方が成功確率が上がる」といったものではないかと説明してきた。
一見すると、「起業に向けた適切な準備として修行を積む」
という意味で合理的に思われるかもしれない。
しかし、冷静に考えてみて欲しいのだが、
これらの助言には大きな誤りがある。
それは、「就職やインターンが起業に直結する修行である」
といったことが前提としておかしいのである。
そもそも、起業していない人のほとんどは自分が何をやるのかすら
決まっていないことがほとんどである。
それなのに、修行することなど、そもそもできるのだろうか?
さらに、一旦起業してダメだった部分を補うために就職する場合でも、
その分野において確実に得たいものが得られる就職先を見つけることすら
難しいのに、漠然とした目標しかない状態で就職しても
起業のためのスキルなんて、得られないのではないだろうか?
ふわっとした目標やゴール設定のために行動しても
それまでに必要なことが具体化されていないので
行き当たりばったりな行動に相応の成長しか得られず、
結果として会社を辞めるという決断がさらに難しくなるだけである。
なので、本当に起業したいなら、
漠然としたゴールに向けてダラダラ修行するのではなく、
具体的な起業する事業を早く決める、
そしてそれを実現するために仕事しながら
足りない部分はインプットしていくスタイルで
やっていくのが良いのではないだろうか。
以上、起業するために本当に修行が必要なのかについて
まとめてきた。
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