起業の基礎知識

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成功する起業家は大学中退が多い!?

こんにちは!WILLFUでインターンをしている、山田です。
今日は、起業家と中退の関係について記事を書こうと思います。

皆さんは、成功した起業家と言われると誰を思い浮かべますか?
スティーブ・ジョブズ?
マーク・ザッカーバーグ?
ビル・ゲイツ?
彼らの名前は比較的挙げられる率が高い方々ではないでしょうか?
皆さんご存知のように、上から
Apple,Facebook,Microsoftの創業者たちです。
世の中に何かしらのインパクトを与え続けている大企業です。
そんな3社ですが、どの創業者も大学を中退して立ち上げたということを知っていますか?
彼らのように大学を中退して、成功を収めてきた起業家を見ていきながら、なぜ中退して成功するのか?本当に、成功するためには中退したほうがいいのかをまとめてみました。

1:起業家で中退した人たち
2:成功した起業家はなぜ中退をするのか?
3:起業家になるためには中退をした方が良い?
 

起業家で中退した人たち

意外にも多くいる中退起業家
それでは、成功している中退起業家を見ていきたいと思います。

① マイケル・デル/DELL創設者
テキサス大学中退
世界第3位のPCメーカー、デルの創設者。
1984年創業と、まだ30年ほどしか経っていませんが、今では誰もが知っている大企業へと成長させた起業家。

② マット・マレンウェッグ/WordPress開発者
ヒューストン大学中退
24歳にして「インターネットで最も影響力あのある25人」にスティーブ・ジョブズ(Apple創業者)や、ジェフ・ベゾス(Amazon創業者)と共に選ばれた起業家。

③ アラシュ・フェルドーシ/Dropbox共同設立者
マサチューセッツ工科大学中退
2008年にサービスをリリースし、わずか5年でユーザー数1億7500万人、1日に同期されるファイルは10億件以上という驚異的な成長を見せたDropbox。
2人のMITの学生起業家によって創設された。

④ ザック・シムズ/Codecademy創設者
コロンビア大学中退
プログラミングを学べるプラットフォームを無料で提供しているCodecademy。
2012年時点で5万人以上のユーザーがいる。

以上の4名は、ただ中退して起業家になっただけでなく、ジョブズや、ザッカーバーグ、ゲイツのように成功を収めている中退起業家です。
これだけ見てしまうと、やはり中退している人たちの方が成功を収められるような気がしてきますが、そもそもなぜ中退という道を選ぶのか、その理由を見てみましょう。

成功した起業家はなぜ中退をするのか?

圧倒的なまでの行動力
もちろん、お分かりかと思いますが、成功している起業家全員が中退者かというとそんなことはありません。
あくまでもごく一部です。
しかし、上記で見ていただいたように、誰もが知っているような起業の創業者は中退しているというのもまた事実です。
では、なぜ中退をするのか?そして、なぜ成功するのか?
理由を挙げてみたいと思います。
① 中退をしてまでもやりたいことを見つける。
上記の創業者達の大学は決してレベルの低い大学ではありません。
そんな大学を皆さんならば退学をしようと思いますか?
普通に生きている人ならば、まず思わないことだと思います。
しかし、彼らの場合は違った。彼らは、自分でやりたいことをみつけ、それは大学で学ぶことよりもずっと面白そうで、楽しそうなことだったからに違いありません。
“1流大学の学歴を捨ててまでやりたいこと”
そのぐらい情熱をかけてでもやりたいことなのであれば、周りの起業家に比べて推進力も違うはずです。
そして、起業家に必要な”決断する力”を持っているともいえます。
この事業で食っていく!と思い、大学を退学すると決断する力。
先ほども述べたように1流大学の学歴を捨てるという決断をすることは並大抵のことではありません。
その決断力が、起業した後にも絶え間なく続く決断の機会においても思い切った舵取りを行うことを可能にしてきたのだと思います。

② 学生ならではの発想力
学生は良い意味でも、悪い意味でも、社会を良く知らない生き物です。
社会人にとっては当たり前でも、学生にとっては当たり前ではないことなど往々にして存在します。
就職をすると徐々に社会人の当たり前というものを吸収し始め、1人前の社会人へと成長していきます。
しかし、この社会人の当たり前は、起業する上で弊害になることもあります。
この場面でこのリスクを取ることは一般的にはあり得ない。こんな方法は常識的に取らない。
そんな、”一般的に” ”常識的に”は時として視界を狭めるものになりかねません。
学生はそういった”常識的”なものに捕らわれないからこそ、思い切った舵取りを取ることができ、大きな成功を掴みとることもあるということを知っておいたほうがいいでしょう。
また、学生のうちだからこそ出てくる素晴らしいアイデアというものも存在します。
まだ社会的な人物になり切っていないからこそ、しがらみにとらわれることなく純粋なサービスを思いつくこともありえるのです。
現に、Facebookは当初ハーバード大学生しか会員になることはできませんでした。それが広まっていき、今では10億人以上が使う世界最大のSNSサイトとして君臨するようになったのです。
きっと彼が就職していたら、こんなサービスを考えつかなかったし、考えついたとしても、ここまで広まっていたかどうかもわかりません。

圧倒的なまでの行動力と、情熱を傾けられるアイデアがあるかどうか、そして学生ならではの思考が非常に重要になってくることは分かってもらえたかと思います。
それでは、最後に彼らのように中退をしなければ成功することができないのかどうかを考えてみたいと思います。

起業家になるためには中退をした方が良い?

まずは自分でやってみること
中退者で成功した人たちは、なぜ成功したのか。
上記に書いたことを端的にまとめると
① 思いついたことを、すぐに行動したから
② 学生ならではの考え方、アイデアがあったから
という風に言えるかと思います。
これらは中退をしないとできないことなのでしょうか?
―もちろん、そんなことはありません。
皆さん、”起業する”となると、大それたことを考えだします。
資金調達はどうするか。ビジネスアイデアはどうするか。登記はどうするか。
もちろんそれらを考えることを否定はしません。
しかし、あまりにもハードルが高いように思えませんか?
実は、起業の一歩目はそんなにハードルの高いことではありません。
例えば、フリマで物を仕入れて、仕入れ値より高い価格でヤフオクや、メルカリで出品し、売る。
これは起業ではありませんか?
そんな簡単なことのどこが起業なんだよ!?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それをわざわざ自分から仕入れに行かないでも、仕入れができるようなシステムにし、それらを高く売って利益を生み出しているのがブックオフではないでしょうか?
そこに利益が出ている限り大きく展開していけば立派な大企業に成長します。
そして、その小さな一歩を大学時代に踏み出せるかどうかが後々、起業家として成功できるかどうかに関わってくるのだと思います。
中退し成功した起業家は、中退という選択肢を選んで大きな一歩を踏み出しました。
しかし、別に中退をしなくても、一歩目を踏み出すことはできるはずです。
まずは、片手間でもいいから”自分で小さくやってみること。”
これを大学時代に経験できるかどうかが、成功できるかどうかの鍵になってくるのではないでしょうか。

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