起業家がピンチを乗り越えるには
WILLFUインターンの中井です。
今回は起業家が自分の事業を進めていく上で
ピンチに直面した際にどうすれば良いのかについて
まとめてみました。
起業家は、事業を立ち上げて間もない頃であれば特に
様々な苦労に直面することとなる。
そうした苦労の中には、事業やそれを運営する会社の
存続すら危うくするような、起業家にとって
ピンチとも言える事態も考えられる。
起業家がピンチとも言える状況には、
具体的にどのようなことがあるのか。
以下の内容でいくつかまとめてみた。
起業家にとってのピンチとは
起業家が事業を成長させていく過程において
ピンチとも言える苦労があるとするならば、
具体的にはどのようなことが挙げられるだろうか。
①ダウンラウンド
まず挙げられるのは、ダウンラウンドである。
ダウンラウンドとは何か。
それを説明するには株と資本金とについて説明する必要がある。
まず、会社を作る際は会社に1円以上の資本金というお金を
用意し、株を買う必要がある。
この際、資本金=株価×株数という式が成り立つ。
例えば、資本金50万円で、5株発行している場合の
株価は10万円からスタートする。
しかし、株価は常に一定ではない。
例の場合で言えば、会社が赤字続きで
資本金が25万円まで減少した場合、
その株価は5万円まで下がる。
このことを踏まえてダウンラウンドについて説明する。
起業家の中には投資家と呼ばれる
「株の数%を資金提供と交換に取得し、上場もしくは売却した
際に価値が上がった株を売ることでその差額を利益として得る」
ことを職業としている人から資金を預かることがある。
しかし、起業家の中には資金調達後、利益が上がらず
株価の価値が減少していく起業家がいる。
そうした起業家が資金調達しなくてはならなくなった時、
新たな投資家に以前より安値で株を売って資金調達するという
ケースが起こる場合が有る。
これをダウンラウンドと呼び、既存の投資家にとっては
わざわざリスクをとって損をしたという結果となるので
基本的には好まれない。 下手をすると資金調達すら出来ず
倒産してしまうというリスクもありうる。
資金調達をしたからといって金銭の使い方を
甘く見積もってはならないということが言える。
②資本金が底をつく
次に考えられることとしては、資本金が底をついてしまうことである。
会社は資本金を失ってしまったら、コストのかからない事業でもない限り
自力で運営することができなくなってしまう。
そうなると、後戻りが効かないため、倒産が視野に入ってくる。
起業家の会社の資本金から毎月発生する人件費などによる
資本金減少の割合を「バーンレート」と呼ぶが、
会社の資本金が底尽きてしまう前に会社を軌道に乗せられるように
バーンレートをなるべく下げ、そして収益なしでバーンレート
がいつまで持つかを考慮して収益化の目処などの計画を立っていくべきである。
以上、起業家のピンチとは具体的にどんな状況か、
いくつかまとめてみた。
この記事を読んで学生起業へ興味を持ち、
踏み出してみたいと思われた大学生の方は、
事業を実際に立ち上げて成功体験を積むことができ、
卒業生の2人に1人が起業する以下のビジネススクールもどうぞ。
※現在、弊社では絶賛、人材採用中!
→詳しくはこちら(採用ページ)をご覧下さい!
※Willfu Labの更新をチェックする方は、フォロー!
@WILLFU_ACADEMYさんをフォロー