先輩に薦められた邱永漢さんの本を読んでいると、
こんなことが書いてありました。
お金持ちになれる人 (ちくまプリマー新書)より引用__
100万円があなたの思想を変える。
(中略)
100万円は、自分の持っているお金で株式投資の出来る最低の額ですが、
そこから出発すると、あとは無限の可能性が開かれてくるのです。
(中略)
たとえ最低限の単位であっても、100万円という一塊になったお金を
貯めたということおは、さまざまの誘惑を排除し克服して目標を達成する
だけの意志を鍛え上げることに成功したという事です。
(中略)
まとまったお金を持ったことのない人は、
一枚一枚のお金をイージーに使います。
(中略)
100万円という一塊になったお金で物や人や知恵を動かす力を身につけた
ということなのです。
その力を持った人と持たない人では見える景色が一変します。
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また、「ビジネスのスタートは、
資金の元となる種銭をつくることから始まります。」
と書いていました。
そう言われて自分を振り返ってみると、確かに、
最初に株式投資をスタートしたのは貯蓄が100万円を超えてからでした。
株式投資を始めてから、
家計のPLを作るようになり、
一つ一つの消費が「投資」という感覚に切り替わりました。
「消費」が「投資」の感覚に切り替わってから、
コストを使うことにきちんと意思決定をするようになり、
不動産も購入したりして、
資産が増えるスピードが速まりました。
その結果、
会社の資本金を準備でき、さらに
退職後しばらく分の生活費を確保し、
リスクをとれる環境が得られました。
このように改めて振り返ると、
「とはいえ種銭をつくることが大事」というのは、
おっしゃる通りだなと。
昨日は、
「ほとんど現金は無くても起業はできる」
と書きましたが、
昨日記載した制度においても、実は、
200万円の補助金を得るにあたって、
最低100万円の自己負担は必要なのです。
国の制度も、100万円の種銭をつくることは求めていて、
実は考え抜かれた制度なんだなぁと思った次第でした。
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