学歴と元手資金に依存しない稼ぎ方を探し起業。コストゼロで、月10万円の利益へ 社会人講座 10期生 竹之内 貴則 さん(25歳・埼玉県在住 )
「学歴と元手資金に依存しない稼ぎ方を探し起業。コストゼロで、月10万円の利益へ」
サイクル竹之内 代表
WILLFU 社会人講座 10期生 竹之内 貴則 さん(25歳・埼玉県在住 )
<概要>
21歳の時、収入を上げたいと思い、お金の勉強を開始。
社内出世のように学歴に左右されず、投資のように元手資金に依存しない稼ぎ方として、起業を選択。
しかし、なかなか実践へ踏み出せず、気づくと25歳に。
起業へ具体的に踏み出すため、WILLFU 社会人講座を受講。
MEOを活用した顧客獲得で、卒業翌月にはコストゼロで月10万円規模に。
▼インタビュー動画はこちらから
<全文>
■投資でも出世でも転職でも見えない「収入増」
21歳、社会人1年目の時、今の妻と将来を話し合ったことで、これから2人がやりたいことを考えると、もっと収入を上げなければならないと感じました。
その時から、Youtubeや書籍で、お金の勉強を始めました。
そこで感じたのは、学歴がない中では、出世して飛躍的な昇給を目指すのはかなり難易度が高いということ。
出世を目指す以外に、「投資を学ぶ」という選択肢も考えましたが、投資の場合、元手資金がない限り大きく稼ぐにはレバレッジが必要です。
レバレッジをかけてリスクをとった結果、借金を抱えるのは嫌だと思い、選択肢として外しました。
また、「IT業界は成長産業だから、給与が高い。プログラミングを学べば、学歴関係なく昇給が目指せる」という情報も見つけ、プログラミングを学び、IT業界へ転職もしました。
しかし、実態は、稼げているエンジニアはトップ層のみ。
トップ層に至るほどの経験と実績を積むには、かなりの年月が必要だと痛感しました。
そんな検討と試行錯誤を経て残ったのが、「起業」という選択肢でした。
■起業しようと思いながら、気づくと25歳に
引き続き、書籍やYoutubeで勉強を続けていたため、知識だけは増えていきました。
しかし、多少の知識はあっても、実際やれば分かるようなことも本質的には何も分かっていない状態。
起業しようしようと思いながら、気づくと25歳になっていました。
このままではずっと動けないという未来が見え、動き出すきっかけを探していた時に見つけたのが、WILLFU 社会人講座でした。
ネット上で、口コミなども調べ、しっかりした会社で問題ないと判断し、即、受講を決断しました。
■他受講生からの意見で、起業アイデアを発掘。検証へ
とはいえ、何の事業をやるかについて、受講前は、明確にこれをやりたいというアイデアはありませんでした。
受講してみると、2-3回目の授業や宿題で、グループに分かれて、皆んなで、一人ひとりの起業アイデアを考える機会がありました。
その場で、100近いアイデアを出してもらい、その中から取り組みやすいものを選んでいった結果、「自転車の出張修理」の起業アイデアに辿り着きました。
すぐに自転車出張修理のチラシを作り、500-600枚ほどのポスティングをしてみました。
しかし、問い合わせはゼロ。
そう簡単に、事業は立ち上がりませんでした。
■講師との個別面談を通じ、改善を継続。MEOを主軸に顧客獲得へ
おそらく、1人でやっていると、チラシの反応がゼロだった段階で、「もう無理だ」と諦めていたのではと感じています。
受講中に、講師との個別面談をフル活用したことで、うまくいかなかった要因を深堀して整理し、なぜ反応がなかったのかを突き止めた上で、次の仮説検証に向かうことができました。
面談を通じて考えてみると、自転車修理のマーケットは、チラシを見てから「あ、修理しなきゃ」と思うものではなく、「自転車が壊れた!どこか修理できるところはないか」と、壊れた瞬間に検索して探すものだと気づいたのです。
顧客の視点に立つと、特に、Google mapで探すひとが多いのではないか。
そう考えてすぐに、無料HP作成ツールを使ってHPを立ち上げました。
Google mapでの上位表示対策についても、個別面談とLINE相談でアドバイスをもらい、サイトの中身に落とし込んでいきました。
すると、最初は3日に1件、しばらくすると1日に1-2件と問い合わせが来るようになったのです。
■ランニングコストゼロで、粗利益を積み上げ
昔、祖父が自営業で借金を残していたこともあり、父から「借金はダメだ」と言われていました。
そのため、自分が事業を作るにしても、できるだけコストがかからない形で立ち上げたいと考えていました。
そのような思いもあり、今の事業は、「出張」自転車修理サービスとして店舗の場所代も一切かけず、HPも広告付きの無料サービスだけを利用し、顧客獲得も広告費をかけずにMEO対策(Google map対策)だけ取り組んで運営しています。
修理に必要な備品があっても、修理依頼を受けてから仕入れて納品する形で、一切在庫も持ちません。
このような事業構造で、売上がつくようになったのは本当に良かったと感じています。
■大変だった3ヶ月。個別の面談とフォローで乗り越えた
今、受講中を振り返ると、本音では「大変だったな」という感想が一番にきます。
IT業界で仕事をしていることもあり、急な残業が発生したり夜間業務もある中で、同時に自分の事業も進めていくことが必要でした。
本業でもパソコンの前で1日8-10時間座っている中で、事業推進でもさらに数時間パソコン作業が発生します。
もう本当に大変でした。
また、私は、大人数の場所で発言するのが苦手なタイプのため、授業中はほとんど発言できませんでした。
大変。なのに、愚痴も言えない。
しかし、WILLFU 社会人講座では、個別面談がいつでも自由に予約できるようになっていたので、1対1の個別の場で、メンタル的なフォローや事業検証の指導を頂けたことが一番の価値だったと感じています。
そのフォローがあったからこそ、諦めず、収益化まで至ることができました。
■自分のペースで、事業を伸ばしていきたい
1人目のお客さまから問い合わせが入った時は嬉しくて、家族にも報告しました。
これから、一歩ずつ事業を磨いて、マイペースで事業拡大を進めていきたいと思っています。
会社員として、成長を会社から押し付けられることに疲弊感を感じてきたこともあるため、自営で独立する以上は、自分のペースで、自分で判断して、事業を運営していきたいと考えています。