起業への意気込みと、売上ゼロの現実。受講4ヶ月で60万円の初受注が決定 社会人講座 16期生 山下さん(29歳 東京都在住)
株式会社CAPER 代表取締役社長
WILLFU 社会人講座 16期生 山下さん(29歳 東京都在住)
<概要>
経営者が掲げる理想と、現実の実行内容とのギャップから退職。
しかし、起業への意気込みはあっても、一向に売上もたたず時間だけがすぎていく現実。
事業が成立するまで伴走してくれる環境を求めて、WILLFU 社会人講座を受講。
仮説検証のスピードが飛躍的に上がり、卒業翌月に60万円の受注が確定。
卒業後、新しい事業の立ち上げもスタート。
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■経営者が掲げる理想と、現実の実行内容とのギャップから退職
起業を考え始めたきっかけは、前職で感じた違和感でした。
いい仲間に恵まれ、仕事自体は楽しく取り組んでいました。
しかし、経営者が掲げている理想と、その実行内容に大きな差も感じていました。
その違和感が強くなってきたことから、会社を退職し、フリーランスとして独立。
業務委託の仕事を受けながら起業準備を進める日々を始めました。
■意気込んで、一生懸命頑張っているのに時間だけが過ぎていく日々
フリーランスの仕事をしながら、ベンチャーキャピタルが主催するアクセラレートプログラムにも参加。
色んな起業仮説を考え、インタビュー調査やリサーチを進めていましたが、顧客課題のタネを見つけることもできず、半年という時間だけが過ぎていきました。
結果、事業として目もでないし、売上も立たないため、事業検討自体も終了に。
振り返ってみると、売上も作れない中で、何をやっていたのかと、強い虚無感を感じました。
■売上をしっかり作ることに集中するため、WILLFU 社会人講座へ
それまでは、社会を変える大きな事業のタネを見つけようとし過ぎていましたが、その結果、売上も立てられずに、時間だけを失っていました。
そこで、まずはしっかり売上を作ることにゴールを置いた行動にシフトするべく、WILLFU 社会人講座を見つけ、受講を開始しました。
過去受講生の行動も調べる中で、起業アイデアを100出すところからスタートすることを見つけ、受講前から起業アイデアの検討をスタートしていました。
そのアイデア出しで出てきたのが、SNSのアカウント運用代行事業でした。
■仮説検証のスピードが一気に上がり、受講4ヶ月で60万円の受注が確定
私の場合は、起業アイデア自体は、SNSアカウント運用代行事業へと早々に絞り込んでいました。
受講中は、どんな顧客セグメントなら成約が決まるのかについて、膨大な仮説を出し、次々と検証を進めていきました。
受講前までは、気づくと「今のままでいいや」とサボってしまっていたところもありました。
しかし、受講開始1週目から、自身の行動スピードは一気に早くなっていきました。
毎回の授業で、自身の事業進捗を共有し、講師からツッコミを受ける環境があったのです。
その場を通じて、自分のお尻を叩き続けることができました。
結果、卒業翌月に初受注も決まり、サービス納品もスタートしています。
今後は、第三案の新規事業の検討もスタート。
フリーランス+SNSアカウント運用代行事業+第三案の新規事業という三足の草鞋で、事業を伸ばしていきたいと考えています。
■お尻を叩いてもらっても、結局は自分次第
私自身は、推進力が滞る中で、お尻を叩いてもらったことを、非常にありがたかったと感じています。
しかし、実際にどこまで動くかは、結局は起業家である自分次第です。
当然、事業が立ち上がり、実際に売上がつき始めると、誰でもエネルギーが湧いてきます。
ただ、そこに至るまでは、結果が出ない現実と向き合い続けて、その厳しい現実を乗り越えることが必須のプロセスになります。
ぜひ、これから受講される方は、その過程を乗り越える意志を持って受講頂き、卒業後、起業家仲間として、ともに頑張っていければと思っています。