Revival-Knit 代表
起業の学校 WILLFU 社会人講座25期生
中西智広さん（40歳 兵庫県在住）

＜概要＞
・公務員として17年勤務後、家庭の事情でフルタイム勤務が難しくなり退職
・40歳の節目に、新しいことへ挑戦したいと、起業へ興味を持ち受講
・受講前には、オンラインセミナー業を考えていたものの、受講開始して即、事業転換
・宿題を考える過程で生まれた「毛糸のリユース事業」を立ち上げ、収益化に成功

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■40歳を節目に、ずっと興味があった起業へ挑戦

専門学校卒業後、公務員として17年間勤務。
しかし、家庭の事情で、フルタイム勤務が難しくなり退職。
退職後は、在宅勤務の仕事に従事してきました。

公務員時代から、上が決めたことを進める仕事ではなく、自分でゼロから生み出す仕事へ挑戦してみたい思いが強く、いつかは起業してみたいという思いがありました。

そこで、40歳を節目に挑戦したいと考え、起業に関する情報を探してきました。

■お金より、ゼロイチに注力した場を求めWILLFU 社会人講座へ

情報収集の中で、起業関連の書籍をたくさん読んできましたが、結局、何から始めていいか分かりませんでした。
また、友人知人も公務員がほとんどで、相談できる人もいませんでした。

そこで、起業セミナーや起業塾の資料を取り寄せたりしてみたのですが、どこも「何百万円稼げますよ」みたいな怪しげな情報が多く不安がありました。

一方で、WILLFU 社会人講座は、売上が高い人も少ない人もいて、お金よりも、純粋にゼロイチで事業を立ち上げることにフォーカスした内容を提供していたこともあり、信頼できると感じ、受講を決めました。

■事前の起業アイデアは挫折。宿題を通じて出たアイデアで起業へ

子どもが3人いることもあり、オンラインでしか起業はできないと考えていました。
それならオンラインセミナー業が良いのではなどと考え、受講を開始していました。

しかし、講師との最初の面談で「それは難しいのでは」と言われ、他受講生からの反応も芳しいものはありませんでした。そこで、すぐに事業内容を転換。

複数の起業アイデアを出し直して検証した結果、宿題を考える中で出てきた「毛糸のリユース」事業を進めていくことに決めました。

元々、私自身、編み物が趣味で、たくさんの毛糸を在庫として抱えていたのです。
しかし、不要な毛糸を手放したくても捨てるのはもったいないし、単価が低いため売る先もありません。
こんな私自身の経験から、他にも同じ思いの方がいるのではと、アンケートをとってみたのです。
すると、タダでもいいから手放したいという方が6割もいらっしゃったのです。さらに、実際に送ってくださる方も、受講中だけで3名現れたのです。

これは可能性があると感じ、自身でオンラインショップを立ち上げ、出品を始めてみると、想定よりも高い単価で売れることが分かりました。

■立ち上げた事業が、海外支援のボランティアにまで

収益は微々たるものですが、少しずつ改善を続け、伸ばしていきたいと考えています。
そんな思いに至れたのは、この事業には喜んでくださる方が、本当にたくさんいると実感したからです。

例えば、1人目に購入くださった方は、たまたまボランティア活動に取り組まれている方でした。
ご自身が編まれた靴下の売上で、海外へ寄付金を送られていたのです。
しかし、物価高で、いい毛糸が買えなくなる中、「Revival-Knitのリユース毛糸なら活動を続けられる」とおっしゃって頂き、購入後、できたものは全てボランティアに使うと仰って頂いたのです。
販売した毛糸を譲って頂いた方にもそのことをお伝えしたところ、「不要になったものが、ボランティアや寄付につながったことが嬉しい」とも仰って頂き、本当にいい場が生まれたと実感しました。

元々、この事業が、海外支援のボランティアにまでつながるとは想定していませんでした。
そんな想定を超えた状態にまで、喜んでくださる方が広がるのを感じ、このサービスをさらに広げていきたいと感じています。

ぜひ、毛糸のリユースにご興味をお持ち頂いた方は、Revival-KnitのHPからお問い合わせお願いします。