卒業生インタビュー

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ケーキ屋になる夢と現実の壁。乗り越えの転換点とは?社会人講座 3期生 巻口達郎さん(29歳 愛知県在住)

「ケーキ屋になる夢と現実の壁。乗り越えの転換点とは?」

kuLage clarté 代表
WILLFU 社会人講座 3期生 巻口達郎さん(29歳 愛知県在住)

製菓専門学校を出て、パティシエの修行を3年半。珈琲店で店長まで務めつつも、いざ独立を考えるとぶつかる壁。
WILLFU 社会人講座を受講し、経営スキルを学びながら、受講中に間借りカフェを開始。
卒業時には、リピート客も増え、黒字化に成功。
勤めていた会社を退職し、本格出店準備を始めた巻口達郎さんに、受講のきっかけや生まれた変化について聞いた。

■小学生時代からハマったお菓子作り

父親は自動車メーカーに勤務。
ものづくりが好きで、休みの日には、日曜大工ばかり。
机や椅子、棚に加えて、小屋まで作り、その延長線で、パウンドケーキなどお菓子を作ることもありました。

加えて、6つ上の姉も中学時代から焼き菓子を作ることが多く、私自身も、小学校高学年の時には、姉と一緒にケーキを作るように。
自分が作ったお菓子で、家族が喜んでくれるのが嬉しく、その頃から、ケーキ屋になりたいと考え始めていました。

高校生に上がってからは、自分で焼いたクッキーを学校の皆んなに配るほどになり、皆んなが「美味しい」「また作って」と言ってくれるのが嬉しくて、ケーキ屋への夢が確信になっていきました。

■洋菓子技術コンテストでも入賞。パティシエに

高校卒業後は、豊橋調理製菓専門学校へ進学。

これまでも好きで熱中していたことを、さらに専門的に学び続けられることが心底楽しく、誰よりも真面目に勉強していました。

気づくと、専門学校開校以来初めての、中部洋菓子技術コンテストの入賞者に。
結果、地元で最も有名なお店へ推薦され、パティシエとして働くことになりました。

■「30歳までにお店を持つ」と公言。しかしお金も時間もない現実

当時から、「30歳までに自分のお店を持つ」と公言していました。

パティシエとしての仕事は、非常に学びが多く、毎日、試行錯誤を繰り返すことで、美味しさを生み出す勘所・コツ・経験値が、口では伝えられないようなレベルまでたまっていきました。

しかし、給与は低く、時間もない現実。
自分のお店を持つためのお金はたまりませんでした。

このままではまずいと、地元の珈琲チェーンへ24歳で転職。

■中間管理職のストレス。店長ができても、独立のイメージはわかない…

転職先は、株式会社でもあったため、給与も上がり、3年経つと店長を任されるまでに。
しかし、店長になり、担当店舗が変わってからは、人間関係のストレスに悩むことになりました。

所詮、店長と言えども、雇われのリーダーに過ぎません。
経験が長いパートスタッフからの突き上げも厳しく、こんなにストレスが多い仕事であれば、自分のお店で自分の思い通りに仕事できた方がいい。
そう考え、退職・独立を現実的に考えるようになりました。

■実践の場を求めて、WILLFU 社会人講座へ

ただ、いざ、独立を考えても、具体的に何から始めるべきかイメージが湧きませんでした。
商工会議所の勉強会にも参加しましたが、具体的に踏み出せない。

インターネットでたまたまWILLFU 社会人講座を見つけ、ここなら「自分がやりたい事業で『実践』ができるのではないか」と感じ、無料体験授業に行き、受講を即決しました。

■日常生活が学びの宝庫。起業に踏み出し、周りを見る目が変わった

受講開始してからは、物事の見方が180度変わりました。

受講前は、仕事が終わったら、それ以降はプライベートの時間。
仕事について考えることは、一切ありませんでした。

にも関わらず、受講後は、24時間365日、常に、こんな施策をやったらどうか、こんな商品があったらどうか、仕事でやりたいことがどんどん出てくるようになりました。

目の前にあった店長業務も、学びの宝庫ということに気づき、売上やコスト構造、業務フロー・要員設計がどうなっているのかを学び、仮説検証の場として活用も始めました。

視点が、創業者の目線へと、変わったのです。

■初売上の感動。何もかもが、苦じゃなくなった

WILLFU 社会人講座は、ただ受け身で学ぶのではなく、実際に事業を立ち上げて、収益化まで推進します。
毎週の授業で宿題もあり、納期がありました。

そのスケジュールを追いかけながら、リサーチも行ない、菓子製造業の許可が出ているレンタルスペースも探し、不動産オーナーとの交渉も実施。
物件を決めたら、商品作りやチラシ作りと、毎週毎週がすごいスピードで過ぎていきました。

受講開始1ヶ月半後には、間借り店舗での開店日が決定。
前日には深夜から近隣にチラシをポスティングして、迎えた当日。
そのチラシを持ってお客さまが来店し、自信作のショートケーキを購入くださいました。

その瞬間の感動が、全てを癒しました。
自分がゼロから生み出したものを、お客さまが評価して、購入くださった。
そんなことが自分でも本当にできるんだという確信が持て、それ以来、すべてが苦でなくなりました。

全ての業務を自分で取り組んでみて感じたのは、これまでの自分は、ただ組織の一歯車として働いていたんだということでした。

受講中、1ヶ月半ほど間借り店舗を続けた結果、リピートでしてくださるお客さまも生まれ、受講最終日には、1日あたり収支が黒字転換するまでに成長することができました。

■時間の有限さを実感。カレンダーを購入

振り返って感じるのは、これまでの納期意識の希薄さでした。

30歳までに独立すると言いながらも、1週間単位、1ヶ月単位など、もっと短い期間での納期が明確になっていなかったことで、余裕ぶっていた自分に気づきました。

「ここまでにできればいいよね」と、緩く「考えて」いるのと、「ここまでにこれだけのことをしなければならない」と、「決めて」いるのとでは、自分の頑張りが全然違う。

これまでは、部屋にカレンダーもおいたことがありませんでしたが、受講中に、カレンダーも購入し、腕時計も新調しました。

■受講終了とともに退職。開業へ

WILLFU 社会人講座が終了して、即、今の会社も退職しました。

これまで続けてきた間借り店舗での営業日数を拡大し、オンライン販売も開始しました。

また、本格出店する物件探しを3ヶ月以内にやりきること、内装や什器調達など含めても9ヶ月以内には自前の店舗を出店することを決めました。

振り返ると、WILLFU 社会人講座は、本当に受講してよかったと感じています。
もし3ヶ月前に戻っても、間違いなくまた受講すると思っています。

「ケーキ屋になる」という夢がかない、物事を見る視点も、人生も変わったからです。

ぜひ、起業を考える皆さんも、一歩踏み出されることを楽しみにしています。

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