卒業生インタビュー

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「大手証券会社の内定を辞退。新卒1年目で、子会社社長へ」CAREER1期生 林俊介(東京大学 理学部 4年)

「大手証券会社の内定を辞退。新卒1年目で、子会社社長へ」

東京大学 理学部 4年(受講時)
林俊介
WILLFU CAREER ACADEMY 1期生
株式会社スタグリット 代表取締役社長

2019年2月にスタートした、「『新卒社長』を目指す!特別就活プログラム WILLFU CAREER ACADEMY」を通じて、見事、新卒1年目から子会社社長の座を手にした林俊介さんに、今回のキャリア選択に至った背景を語ってもらいました。

▼インタビュー動画はこちら

ー人生の中で、決して逃してはならないチャンスー

新卒社長就任の意思決定に至ったのは、決して、証券会社への入社が嫌だったからではありません。第一志望の会社でしたし、将来、起業するには素晴らしく成長できる環境だと考えていました。

しかし、今回の機会は、人生の中で、決して逃してはならない数少ないチャンスなのではないかと思い、決断したのです。

私は元々、在学中にも起業を考えていたのですが、いざ起業しようとした時に、自身が考えていた事業は、初期コストがかなりかかるためにハードルが高く、金銭面や経営スキルへの不安感から、なかなか踏み出せませんでした。
そんな私にとって、『新卒社長』を目指すWILLFU CAREER ACADEMYと今回の新卒社長のポジションは、金銭面と経営スキル面の不安を両面で解消してくれる、本当に貴重なチャンスだったのです。

ー月100万円を超える売上は作れても、拡張性ある事業構造が作れない不安ー

1年生の頃から家庭教師や塾講師のバイトをやっていたのですが、大学の授業もサークルも全力で取り組んでいたためなかなか忙しく、途中から、好きな時間で仕事ができるクラウドワークスを使って業務委託での仕事を始めました。雇用される側のアルバイトから、自立した個人事業主になった最初の理由は、授業とサークルで時間がなかったからという極めて消極的な理由でした。

それでも、2-3年続けると、単価が高い案件や大規模案件も請け負うことができるようになり、最低でも月40-50万円、いい時には月100万円以上の収入が入るようになってきました。この経験から、自分でも起業できるのではと感じ、起業して稼げるようになればいいなという妄想を抱くようになっていました。

そこで、自分自身のオリジナル商品を開発・販売してみたものの、大きな売上を作ることもできず、一方で、塾講師や家庭教師の経験を基に塾を立ち上げようかなと思っても、初期コストもかかるしどうプロモーションしたらいいかもわからない。Twitterで声かけられた起業塾を称するセミナーにも行ってみたものの、意識だけ高くて、中身がなく、頼れるところも見つからない。

このような試行錯誤と挫折から、正直、今の自分にはやはり無理だったと思い、まずはいろんな経験を積もうと、証券会社に就職を予定していました。

ー自分視点から、顧客視点への変化ー

WILLFU CAREER ACADEMY を受講する際、一番最初に考えていた事業案は、今振り返ると、「塾は料金が高いので、安くすれば売れるのでは」という程度のアイデアでした。ユーザーが何を求めているのかも考えていないし、収益性も考えていないし、外部組織に完全依存していて、継続性・拡張性がある事業モデルになっていませんでした。

コンサルや投資銀行を受けていたこともあり、ケース面接対策に、いろんな戦略論を言葉としては学んでいました。しかし、自身の事業立ち上げで使ってみようとすると、実際に事業を収益化できるレベルまでは、全然理解していなかったことに気づきました。

受講中、経営スキルを学びながら、2ヶ月で合計4つの事業を実際に立ち上げて検証してみました。すると、ユーザーのためと思って単価が安い商品を開発すると、いくら売っても開発コストもマーケティングコストも回収できないと実感。一方で単価を上げようとすると、お客さまの課題を深く理解していないと買ってもらえるサービスにならないと実感しました。振り返ると、全然、お客さまの課題を理解せず、自分の思い込みでサービス設計していたと気づいたのです。

同時に、日常生活で見聞きするサービスについても、学んだ経営スキルを活用して分析を続けていました。電車に乗っても、何線にはどんな広告が出ているのかをすべてメモするようになりました。例えば、丸ノ内線の広告では「年収800-2000万円の転職先があるよ」という求人メディアの広告が出ていましたが、確かに丸ノ内線には年収層の高い会社員が乗っている確率が高く、この層のユーザーがみると腑に落ちるなと実感しました。成功している事業を分析すればするほど、顧客理解が深く、しっかりと顧客課題に刺さるサービスとして設計されていました。

これらの、「学習×実践×日常のインプット」を通じて、自分自身の思考の癖に気づいてきたのです。振り返ると、自分自身は、「自分があったらいいな」と思うアイデアレベルのサービスを考えていただけで、「お客さまの視点」にまったく立っていなかったのです。この視点の切り替わりが、非常に大きなパラダイムシフトになりました。

ー新卒社長の枠に必要な、起業実績と事業計画を2ヶ月で構築ー

今回、新卒社長の採用枠には、在学中の起業で収益化した実績と入社後に立ち上げる事業の事業計画が必要だったため、2ヶ月間、必死で取り組みました。

立ち上げを予定していた教育系サービスの顧客理解を深めるため、学校周辺で親御さんへのインタビュー調査を連日取り続け、同時に、事業検証を進めるべく、1万枚を超えるチラシマーケティングや、HPを立ち上げてSNS広告やリスティング広告を使ってテストマーケティングを実施。

結果、4つの事業検証を通じて、自身が立ち上げた事業で数十万円の収益実績を生み出すことができたのに加え、顧客課題に基づいた事業計画書を構築でき。無事に内定をいただくことができました。

ーアウトプットすれば、フィードバックがもらえる環境ー

WILLFU CAREER ACADEMY に来てよかったのは、体系的に経営スキルを学べるだけでなく、とにかくアウトプットすればフィードバックをもらえる環境があったことでした。

これまで、一人で事業立ち上げに取り組んでいた時は、事業がつまったらそこで止まっていました。また、事業が甘くても、自分の視点だけで突き進んでいました。結果、事業がうまくいかず、起業を諦めてしまっていました。しかし、ここでは、質問も具体的でなく、自分自身も何を磨けばいいかわからない中でも、事業の進捗や取り組んでいることを共有すれば、必ずフィードバックをもらえる。それを改善することで、スピーディに事業を磨くことができ、たった2ヶ月という期間でも、実績と事業計画を作り上げることができました。

プログラムの内容は凄くハードで、4つも事業を立ち上げていると、立ち上げた事業で大クレームが入ることもあり、心が折れそうになることもありました。しかし、先輩起業家はみんな通った道なんだと講師からも仲間からも激励されることで、こんなことで諦めていてはダメだと踏ん張り、乗り越えることができました。
このつらい経験を積んだからこそ、何があってもビジネスでは命を奪われることはないと吹っ切ることができ、事業活動への行動力と推進力が飛躍的に向上したと実感しています。

実際、講座の途中で脱落した人たちとの大きな違いは、この「折れない姿勢」なのではと感じています。

これから受講される方は、事業に全力投球し、とにかくアウトプットし続け、折れないことが、事業成功の鍵になると思います。いつか、経営者仲間として、議論できることを楽しみにしています。

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