起業の基礎知識

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社会人経験なしに起業しても良いのか?

WILLFUインターンの中井です。
今回は社会人経験なしで起業することに
ついて、記事をまとめてみました。

学生のうちに起業したり、新卒で
就職することなく起業するとなると、
サラリーマンといった社会人経験なしに
いきなり自分で起業家として
仕事していくことになる。

このことに関して、
「やりたいならやってみれば良い」と
肯定する人がいる一方で、
「まずは会社員としての仕事を通して
社会人としてのスキルや常識を身につけてから。
それからでも決して遅くはない」と
反対の意見を言う方もいる。

果たして社会人経験なく起業することに
問題となることはあるのだろうか。

いくつかまとめてみた。

社会人経験なしで起業することは問題があるのか

社会人経験なしにすぐ起業することについては
前述した通り賛否両論が分かれる。
果たして、会社員といった社会人経験をしていないことが
起業に影響するのだろうか。

反対派の反論を元にまとめる。

①「起業する前に会社員をやってスキルをつけるべき」という反論
学生起業、もしくは卒業後にすぐ起業したいという
意見に対して最も多い反論はこれではないだろうか。

「起業して成功するには相当のスキルがいる。
それなのにただの若者が勇んで起業してもダメだ。
まずは会社員としてスキルを身につけてから。」
といった具合だろう。

しかし、冷静に考えて欲しい。
この主張は
「会社が自分のスキルを養ってくれること」
が前提である。

だが、会社で任せられる仕事は
起業家として必要なスキルとは本質的に異なる。
自分での意思決定が制限され、なおかつ
勤務先の利益を第一として任されるのが
会社の仕事である。
起業家として必要なスキルは
必ずしもこれとマッチしない。

そして、一番の問題なのが、
このアドバイスをする人のほとんどは
「自分自身起業していないサラリーマン」
なのである。

実際に起業してもいない人に
起業のアドバイスをされるというのは
よくよく考えるとおかしな話である。

次に言われる反論としては
②「いきなり起業する奴は社会常識に欠ける」
といったものである。

まずは会社員として常識を学べ、ということだが、
これも冷静に考えればおかしな話である。

社会人常識に関する書籍はいくらでも
書店で手に入るし、社会人向けの社会常識講座なども
あったりする。 
それなのに、自分の時間を消費してわざわざ
社会人常識だけを学びに会社に行くのは
もったいない。
社会人常識は重要だが、自分でも学べるのである。

以上、社会人経験なしに起業することについて
いくつかまとめてみた。

結局のところ、自分で明確に起業したいと思っているならば
上記の反論に従っても
「心の奥底でどこかモヤモヤしながら、時間を仕事に奪われ、
自分の身につけたいスキルも身に付かず、
結果として成長スピードが遅くなる」
というリスクが存在する。

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