起業
2020.05.27

高校生が起業するには?高校生のための起業マニュアル

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WILLFU Labとは、延べ10,000人を超える学生起業志望者と会い、2,000人を超える学生の起業・ビジネス支援をしてきた、起業を学ぶための実践型スクールのWILLFUが運営する起業やビジネスに関するWebメディアです。

高校生でも起業はできる!

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こんにちは。

WILLFU Lab編集部です。

椎木里佳氏や山内奏人氏のように、高校生起業家に注目されるのをみて、高校生の自分も起業したいと考える方も増えてきています。

しかし、高校生起業家のロールモデルが少ないことや、高校生向けの情報が少ないため、実際に行動に移すのは難しいのではないでしょうか。

この記事に辿り着いた方も、

・高校生で起業したいけど起業の方法がわからない
・高校生起業したいけど、怪しい情報が多い

と考えている方が多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、高校生の読者の方向けに起業するためのステップや成果を出すためのコツなど、起業するには必要な情報をご紹介したいと思います。

目次

高校生起業するにはこの3ステップ
高校生が株式会社で起業するには5つの手順が必要
高校生起業の成功率を高めるための3つのコツ
先輩高校生起業家から学ぶ高校生起業のアイデア
WILLFU出身の高校生起業家にインタビュー!
参考:高校生が参加できるビジネスコンテスト
高校生でも起業ができる環境になったが詐欺には注意

高校生起業するにはこの3ステップ

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高校生が起業するには、下記の3つのステップに従って、実践してみるのが良いでしょう。

①事業アイデアの洗い出し
②事業アイデアの仮説検証
③戦略の見直しと実行

高校生起業するためのステップ①事業アイデアの洗い出し

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まず、「質」ではなく「量」を重視してアイデアを出すようにしましょう。

「質が良いアイデア」というのは、ここでは「お客様に使われ、高い収益性を生み出すサービスや商品」の構想とします。

すると、質というのは自分で決めるものではなく、「お客様がお金を払ってでも使いたい」と思うかが重要ということです。

つまり、質は自分で判断するのではなくお客様が判断するもの。

正直ユーザーがお金を払ってでも利用してくれるかは、検証するまでわかりません。

加えて、サービスや商品は、ヒットしないことの方が多いです。

そのため、一つのアイデアではなく、複数のアイデアを出し、「お客様がお金を払ってでも使ってくれるのか」検証していくことの方が良いでしょう。

~~WILLFU Labから読者の皆様へ~~

ゲームアプリ「パズル&ドラゴンズ」で有名なガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社を創業した孫泰蔵さんは、次のようにおっしゃていました。

「僕は学生時代から起業していたから、40代でパスドラがヒットするまで、100以上の事業立ち上げに取り組むことができた」

事業というのは、なかなかうまくいきません。

しかし、学生時代から挑戦しておくことによって、例えば15歳で起業して40歳までであれば、25年間も試行錯誤し続けられます。

仮に36歳で起業した人が40歳までの4年間しか試行錯誤できないのと比べると、5倍もの試行錯誤が可能となり、最終的に、成功を得ることができる可能性を高くすることができるのです。

高校生起業するためのステップ②事業アイデアの仮説検証

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仮説検証とは、「お客様がお金を払ってでも使ってくれるのか」を確認すること。

つまり、ニーズ(需要)と収益性(利益を上げることができるのか)を確認するということです。

例えば、自分の10年分のお年玉を使って起業を考えているとしましょう。

いきなり全てのお年玉を使ってしまえば、次のチャレンジができませんよね。

そのため、自分の商品やサービスに、そもそもニーズや収益性があるのかまずは確認し、お金を使って事業を拡大させるべきなのか事前に確認するのが良いでしょう。

今や高校生でもInstagramやTwitterなどのSNSで自分の商品を発信したり、minnneやBASEなどのサービスを活用しハンドメイド商品の販売が可能です。

まずは、SNSや今あげたサービスを活用し、必要最小限のお金で商品が売れるか確かめる。

その後予約が入ったり、リピートして購入したいというお客様が現れてからお金をかけて、増販するというやり方が、お金の少ない高校生には良いのではないでしょうか。

高校生起業するためのステップ③戦略の見直しと実行

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ステップ2でニーズと収益性が確認できたら、戦略の見直しをしましょう。

戦略の見直しとは、「検証できたサービス・商品で売上の拡大を目指すのか」「別のサービス・商材で事業の検証を行うか」です。

戦略の見直しで重要になってくるのは、読者の皆様が達成したい目標です。

例えば毎月の売上50万円というのが1年後の目標だとしましょう。

ステップ2でニーズと収益性があることは確認できた際、次の2つを考える必要があります。

①まだ検証できていない事業アイデアで、目標達成できそうなアイデアがあるから検証すべきか
②検証できたアイデアで売上50万円達成するにはどうすれば良いのか

つまり、「目標達成のために効率的なアイデアはないのか」、「実現のための道のり」を考えるということです。

もし時間に余裕があるのなら、検証できたアイデアを拡大させつつ、「別のアイデアも検証する」で問題ございません。

高校生が株式会社で起業するには5つの手順が必要

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高校生が株式会社を設立して起業するには、以下の3つの手続きをする必要があります。

①親権者からの同意
②会社名や事業目的などの基本事項の決定
③定款と登記書類の作成と申請

ではそれぞれの、手順について簡単にご説明します。

高校生が株式会社を設立するための手順①親権者からの同意

高校生でも株式会社を設立することはできますが、成人の方が行う株式会社設立の手続きに加え、保護者からの同意をもらう必要があります。

未成年の場合、親権者からの同意書や親子関係がわかる戸籍謄本などが必要です。

つまり、親権者から同意が得られなければ、そもそも株式会社を設立することはできません。

株式会社を設立する場合、親権者からの同意を得ることがもしかしたら、一番の障壁かもしれませんね。

高校生が株式会社を設立するための手順②会社名や事業目的などの基本事項の決定

株式会社で起業するには、下記の基本事項(一部抜粋)が必要です。

①商号(会社名)
→商号が決まったら、法人登記後の手続きで必要になる会社印も準備するようにしましょう。
②事業目的
→自社が「何をしている会社」なのかを明らかにするためです。あまりに多く書きすぎると不信感を抱かれるので、注意してください。
③資本金
→株式会社や合同会社は1円からでも問題ないです。
④本店所在地(会社住所)
→自宅を会社住所に設定することも可能ですが、場所によっては法人の契約不可の場所もあるのでご注意ください。

高校生が株式会社を設立するための手順③定款と登記書類の作成

定款とは法人の設立目的や行う活動についてまとめた規則のこと。

法人を設立する場合は、定款を作成し本店所在地を管轄する法務局などで公証人による認証を受ける必要があります。

定款に記載する内容は、先ほどの基本事項も含まれているので、定款作成前に基本事項はしっかりと決めておきましょう。

加えて、法人として登記する場合、登記申請書などの書類も法務局に提出しなければなりません。

法人登記に必要な書類については、法務局が発表しているので、詳細は法務局のHPを一度確認するようにしてください。

高校生起業の成功率を高めるための3つのコツ

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【高校生起業の成功率を高めるための3つのコツ】

①まずは小さく始める
②事業仮説を出し続け、スピーディーに挑戦し続ける
③マネタイズしやすい事業から始める

高校生起業の成功率を高めるためのコツ①まずは小さく始める

まずは「小さく始める」ようにしましょう。

先ほども紹介したように、まずは小さくはじめ、ニーズや収益性を確認できてからお金を投じるようにしましょう。

小さく始めることは、商品のニーズや収益性を判断することに加え、商品戦略やマーケティング戦略を磨くためにも重要です。

例えば商品が10人に売れれば、10人分のお客様情報を得ることができます。

性別や地域、年齢の傾向や10人の人は何に魅力を感じて商品を買ってくれたのかがわかれば、机上では思い描けなかったお客様像がよりリアルに描けるようになります。

例えば、子供がいる主婦が多く購入しているのなら、自分の母親の知人に商品を販売してみるのも一つの手です。

このように小さく始めることで、成功のために必要なニーズや収益性、商品戦略を得ることができるのです。

高校生起業の成功率を高めるためのコツ②事業仮説を出し続け、スピーディーに挑戦し続ける

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以下は先ほども紹介した、孫正義氏の弟で、パズドラなどの大ヒットサービスを生み出した孫泰造氏にインタビューしたときの言葉です。

「僕は学生時代から起業していたため、今、42歳になるまでに100以上の事業を立ち上げてきた。結果、ヒットしたのはパズドラを入れて3つくらい。数、立ち上げてきたから、ヒット作が生まれたんだ。だからこそ、早くから挑戦することが大事だ」

この言葉からわかる重要なことは、一つうまくいかないからといって行動を止めず、事業仮説を出し続け、スピーディーに挑戦し続けることです。

高校生時代から挑戦しておくことによって、例えば15歳で起業して40歳までであれば、25年間も試行錯誤し続けられます。

仮に36歳で起業した人が40歳までの4年間しか試行錯誤できないのと比べると、5倍もの試行錯誤が可能となり、最終的に、成功を得ることができる可能性を高くすることができるのです。

高校生起業の成功率を高めるためのコツ③マネタイズしやすい事業から始める

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高校生起業家の弱みは、社会経験・情報量の圧倒的な少なさです。

そのため、最初に立ち上げる事業で、拡張性・継続性がある事業アイディアに思い至ることは極めてまれです。

マネタイズしやすい事業から始めて事業を軌道にのせる。

その後、マネタイズした事業の資金をもとに、新しい事業を模索し続けるというやり方が良いでしょう。

技術革新や経済の変化なども影響し、拡張性・継続性がある事業アイディアに至るまでには時間がかかるからこそ、お金が尽きないように、最初に立ち上げる事業では、着実にお金が稼ぎやすい事業から始めることも成功率を高めるためのコツといえます。

 

現役の高校生起業家の方は、皆さんと同じ高校生の時に、どのようなビジネスを行なっていたのでしょうか。

次の章では有名な高校生起業家を紹介し、どのような事業で起業していたのか紐解いていきたいと思います。

先輩高校生起業家から学ぶ高校生起業のアイデア

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【3名の高校生起業家】

・山内奏人氏
・吉田拓巳氏
・椎木里佳氏

※現時点で高校生ではありません。

山内奏人氏に学ぶ高校生起業

山内奏人氏は、15歳の時にウォルト株式会社(現WED株式会社)を設立。

山内氏は高校生の際、下記のサービスの立ち上げを行っています。

①ビットコイン用のウォレットサービス
②店舗向けの決済端末
③個人のレシート買取アプリONE

山内氏は9歳の時から独学でプログラミング学習を始めていたそうです。

自信のアプリ開発などの知識を活かし、上記のサービスを提供しています。

吉田拓巳氏に学ぶ高校生起業

吉田拓巳氏は、Twitterを通じて連絡を取った家入一真氏からの出資を受け、WEBデザインなどの事業を行う株式会社7senseを15歳の時に設立。

吉田氏は高校生の頃、下記のサービスの立ち上げを行っています。

①お年玉 . me(ネット上でお年玉がもらえるサイト)
②Teens Opinion(10代のネット擬似投票サイト)

現在24歳となる、吉田氏は無料の移動サービス nommocの提供を行っています。

椎木里佳氏に学ぶ高校生起業

椎木里佳氏は、中学3年時に株式会社AMFを起業して代表取締役に就任。

高校生時代には、下記のサービスの立ち上げを行っています。

①JCJK調査隊(50名の女子中高生による女子中高生向けキュレーションサイト)
②JKめざまし(サイバーエージェント社が提供するアプリに、に現役女子高生編集長として携わる)

WILLFU出身の高校生起業家にインタビュー!

田中将真氏は、WILLFU受講時は通信制のN高1年生。

16歳でWILLFU STARTUP ACADEMYに参加し、事業収益化を達成。

田中氏は中学卒業後「他の人と違うことがしたい」と考え、1年ほど海外留学。

帰国後、たった一度きりの人生で自分が何をしたいのかをいろいろ考えた時、起業にたどり着いたそうです。

また海外では「好きな事業を自分でやる」ということが当たり前に行われているので、起業を選択する影響を与えたと話しています。

そして、20歳での最年少上場を目指し圧倒的なスピードで成長する田中さんは現在、株式会社敬天愛人の代表取締役として、スクール事業の提供を行っています。

※敬天愛人とは、「天を敬い、人を愛する」という意味で、西郷隆盛が座右の銘としていた言葉。

高校生で起業をし日々成長し続ける方は、田中氏以外にも日本にはたくさんいます。

田中氏のように、一度きりの人生で何がしたいと考えた時、「起業」が選択肢にある高校生の方は、ぜひ起業をしてみるのも良いでしょう。

参考記事:「15歳で法人設立!16歳で収益化!爆速で進化する高校生起業家」63期生 田中 将真(株式会社敬天愛人 代表取締役社長)卒業生起業家インタビュー

参考:高校生が参加できるビジネスコンテスト

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高校生は部活や勉強で忙しいので、起業をしようと決めても、事業アイデアを考えないまま時間だけが過ぎてしまう可能性があります。

そのような心配がある方は、高校生向けのビジネスコンテストに参加し、強制的に期限を設定するのも良いかもしれません。

高校生が参加できるビジネスコンテストには、下記のようなものがあります。

高校生ビジネスプラン・グランプリ(日本政策金融公庫主宰)
→2019年のビジネスプラン・グランプリでは、優勝チームに奨励金が20万円贈呈。日本政策金融公庫の職員がビジネスプラン作成のサポートも行う。
キャリア甲子園(株式会社マイナビ主宰)
→2019年のキャリア甲子園では、総合優勝チームには100万円分の海外旅行研修ツアーが贈呈。

こういったコンテストも活用し、起業を志すのも選択肢の一つといえます。

高校生でも起業ができる環境になったが詐欺には注意

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この記事では、高校生起業するには必要な知識や高校生でも参加できるビジネスコンテストについてご紹介してきました。

いかがでしたでしょうか。

皆さんが知りたい情報を知ることはできましたでしょうか。

もし知れなかったという方は、是非WILLFUまでお問い合わせください。

では最後に、起業する際に注意して欲しい高校生をターゲットにした詐欺について警鐘を鳴らしたいと思います。

高校生のほとんどがやっているSNS。

自称起業家や自称投資家のかたが日々、豪華な暮らしぶりを載せており、憧れる高校生も多いのではないでしょうか。

そんな高校生をターゲットにした、コンサル詐欺があるようです。

知識のあまりない高校生に「すぐに稼げる」「誰でも簡単にできる」といった美味しい話を持ちかけられ、コンサル料として月に数万円を要求されるといったものです。

楽して稼げるビジネスは存在しません。

このことを肝に銘じて、詐欺に騙されないように注意してください。

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