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起業に向く人・向かない人の特徴・性格14選

WILLFU Labとは、延べ10,000人を超える学生起業志望者と会い、2,000人を超える学生の起業・ビジネス支援をしてきた、起業を学ぶための実践型スクールのWILLFUが運営する起業やビジネスに関するWebメディアです。

起業に向く人の性格や特徴ってある?

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こんにちは。
WILLFU Lab編集部です。

起業に向く人、向かない人というのはいるのでしょうか。

WILLFU Labとしては、生まれつき起業の向き・不向きということが決まっているのではなく、起業家としての考え方や成功する起業家の習慣は後天的に身に付けられるものと考えています。

つまり、生まれながらに起業に向く人、向かない人に分類されているのではないということです。

そしてこの記事では、

・自分が起業に向く人なのかどうか知りたい
・起業に向く人の性格や特徴を知りたい

という方向けに、WillfuLabが考える起業に向く人、向かない人の性格や特徴と大学が発表している起業に向く人・向かない人の特徴をまず紹介し、最後に起業家として身に付けたい考え方をご紹介します。

起業に向く人・向かない人の特徴・性格14選

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WILLFU Labでは起業に向く人・向かない人の特徴・性格はそれぞれ、下記の7点と考えています。

【起業に向く人の特徴・性格】

1.1 泥臭いこともコミットしてやりきれる
1.2 目標を行動に移すことができる
1.3 自分や他者の強みに目を向けられる
1.4 問題ではなく機会に目を向けられる
1.5 仮説検証を行い意思決定をする
1.6 「やりたいこと」ではなく「やるべきこと」を優先できる
1.7 自責の気持ちを持っている

つまり、起業に向かない人の特徴・性格はこれらの逆で、下記のように整理することができます。

【起業に向かないの特徴・性格】

1.1 泥臭いことができい
1.2目標だけ掲げて終わる
1.3 自分や他者の弱みばかりに目がいってしまう
1.4 機会ではなく問題に目を向ける
1.5 仮説検証をせず、行き当たりばったりで意思決定する
1.6 「やるべきこと」ではなく「やりたいこと」を優先する
1.7 なんでも他責にしてしまう

では、これらの特徴や性格についてそれぞれわかりやすくご説明します。

起業に向く人・向かない人の特徴・性格①:泥臭いことをやり切れるかどうか

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泥臭く地道なことを行える人は、起業に向いている人といえます。

逆に先輩起業家の輝かしい私生活や言動ばかりに目がむき、泥臭いことができないという人は、残念ながら起業には向かないでしょう。

現在では新R25の編集長の、渡辺将基氏が以前WILLFUにメンターとして来ていただいたのですが、その際以下のようにおっしゃっていました。

「大きなサービスも泥臭い仕事から始まる」

今や、バイラルメディアでトップクラスのSpotlightも、
最初は、自分たちでひたすら記事を書き続け、
地道な、泥臭いことを続けていた。

それは、どんなトップクラスの企業・サービスも同じ。
みんなが経験しているビジネスも同じ。
愚直なビジネスだけど、物を仕入れて、売るということを泥臭くやる。

先輩起業家のかたも、最初は地道で泥臭い仕事をし、継続してやり続けたからこそ成果をあげたのです。

読者の皆様も、成果を上げた先輩起業家の輝かしい部分を見るだけではなく、起業には泥臭い仕事も多くあるということを、忘れないでください。

起業に向く人・向かない人の特徴・性格②:目標をアクションプランに落とし込み行動できるかどうか

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目標をアクションプランに落とし込み行動できる人は、起業に向く人といえます。

目標を考えアクションプランを考える段階も難しいですが、最も難しいのは実際に行動に移す段階だと思います。

起業志望の多くの方が、目標はあるがアクションプランに落とし込めない、あるいは、実際に行動できないという課題を抱えています。

目標を掲げることは非常に重要なことですが、実際に行動に移さなければ意味がありません。

筆者も多くの起業志望の方に会ってきましたが、「目標はあるがアクションプランがない」、「行動を何もしていない」という方がほとんど。

そしてその方達は、最終的に起業を諦めていました。

起業に向く人・向かない人の特徴・性格③:強みに目を向けるか、弱みに目を向けるか

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自分や人の強みに目を向けるのではなく、弱みに目を向ける人は起業には向かない人といえます。

起業家は成果をあげる必要がありますが、多くの場合、仲間と一緒にプロジェクトを行い成果を上げる必要があります。

成果というのは、人の弱みではなく、強みから得られるものと筆者は考えています。

そのため人の強みではなく、弱みばかりに目を向ける人は、適切な人材配置ができず成果を上げるための組織を構築できません。

自分や仲間の弱みを最小限に抑えるにはどうしたら良いのかと考えるのは今日で終わりにしましょう。

成果を上げるために、人の強みに目を向け、自分や仲間が最大現の力を出すには、どうしたらら良いのかと考えるようにしましょう。

起業に向く人・向かない人の特徴・性格④:機会と問題のどちらに目を向けるか

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問題ではなく、機会に焦点を当てる人は起業家に向く人といえます。

先ほどの強みと弱みのように、成果というのは問題ではなく、機会に焦点を当て利用することで生まれるものです。

マネジメントの父と称されるP.Fドラッカー氏も、自身の著書「経営者の条件」で、次のように述べています。

問題ではなく、機会に焦点を合わせることが必要である。

もちろん問題を放っておくわけにはいかない。隠しておけというわけではない。

しかし問題の処理では、いかにそれが重要なものであろうとも、成果がもたらされるわけではない。損害を防ぐだけである。成果は機会から生まれる。
経営者の条件より引用

例えば2020年のコロナウィルスの問題がありましたが、コロナウィルス によって問題だけではなく機会も生じているのも事実です。

リモートワークへの注目やオンライン診療などがその一例。

起業を志す読者の皆様も、以下のドラッカー氏の言葉を忘れず、問題ではなく機会に焦点を当てるようにしてください。

問題に圧倒されて機会を見失うことがあってはならない
経営者の条件より引用

起業に向く人・向かない人の特徴・性格⑤:仮説検証を行い意思決定するか否か

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しっかり仮説検証を行える人は、起業に向く人といえます。

ここでいう仮説検証とは、起業アイデアを最小限のリソースしユーザーの反応や売上を確かめることを指します。

例えば、飲食店を経営する際に、いきなり店舗の不動産を購入したり機材への設備投資をするのではなく、ゴーストレストラン(実店舗を持たず、Uber Eatsや出前館などのフードデリバリーを利用して商品販売をする形態のこと)として立上げることも、仮説検証です。

仮説検証を行うことで、ユーザーの反応や売行きを確かめることができるので、資金や人材を投じるべき事業なのか判断することができ、博打を避けることができます。

仮に仮説検証の段階で上手くいかなくても、最小限の資金がなくなるだけなので、残りの資金でまた挑戦することができるのです。

起業に向く人・向かない人の特徴・性格⑥:やるべきことを優先できるかどうか

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「やりたいこと」ではなく、「やるべきこと」を優先することができる人は起業に向く人といえます。

筆者が東証マザーズに上場している企業の社長とお話の機会を伺った時、起業家として向いている人はどういう人だと思いますか?と質問した時に、「やりたいこと」ではなく、「やるべきこと」と回答をいただきました。

その社長は新規事業の立上げや事業の海外展開などを「やりたい」と考えていたのですが、「やるべきこと」は、現在あるサービスのプラットフォーム依存からの脱却だったそうです。

起業をする際に、やりたいこと・やりたくないことは多く出てくるもの。

しかし、自身のやりたい・やりたくないで仕事をしていれば、起業で成果は上げにくいです。

起業するならば、目標達成のためにやるべきことは何かを常に考え、目標達成のためにやりたくないことでも愚直にやり切るようにしましょう。

起業に向く人・向かない人の特徴・性格⑦:他責にするか、自責にするか

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他責ではなく自責にする人も起業家に向く人といえます。

ここでいう他責とは、何か困難や問題が生じた時、被害者を演じ自己防衛したり、逃避したりする性質のことをいいます。

「あれはあの人のせい」「あれは環境のせい」などの言動は、全て他責の性質を持つ人が言いがちです。

なぜ他責の人が起業に向かないのかというと、問題の解決を放棄しがちだからです。

自責の人は、何か問題が生じた時、「この問題を解決するにはどうしたら良いか」といった問題解決のための生産的な思考をします。

しかし、他責の人は「どうにかして自分以外のせいにできないか」「自分の責任ではないことをどうやって証明しようか」など、課題解決のためをは全く違うことを思考しがちです。

起業している際は、次々に困難や問題が生じるもの。

他責の人は、それらに対応できないため、起業に向いていないといえるのです。

WILLFUの調査結果:起業で成果をあげた人の特徴はこの3つ

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10000人以上の学生起業志望者と出会い、2000人の学生起業家を支援してわかった、起業で成果を挙げた人の共通点は下記の3点でした。

考えるべき論点を愚直に丁寧に考え抜いている
→思いつきだけで動くのではなく、WILLFUで学んだフレーム枠や思考法を活用し、最低限考えるべきことを考えている。
泥臭いこともコミットしてやりきる
→ 事業を立ち上げる中で、恥ずかしいことや辛いことが出てくるが、その際に「大学が忙しい」「就活が忙しい」などの辞めるための言い訳を探さずに愚直にやり切っている
成功事例を研究し、横展開できる
→新規性・独自性などの表面上のカッコよさにとらわれるのではなく、過去の成功事例をきちんと分析し横展開している。思いつきのアイデアで取り組んでいて、結果が出た人はいない。

逆に失敗する学生起業家は、上っ面のカッコよさに囚われていたり、泥臭いことにコミットできない人が多かったです。

また、これらの共通点を持つ学生起業家の特徴として挙げられる点は、偏差値や地頭が良い訳でも、明るい性格で発信量が多い訳でもありませんでした。

唯一、共通すると思った特徴は過去の部活や受験での成功体験からくる、自己肯定感の高さでした。

参考記事:社長ブログ「結果を出す人の3つの共通点 〜利益額Top5%の受講生の共通項を探ってみた〜」

起業家の姿勢や成果を上げる能力は後天的に身に付けられる

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この記事では、起業家に向く人、向かない人の特徴や性格、WILLFUを運営して気づいた、成果をあげた学生起業かの特徴をご紹介してきました。

まとめると以下の通りです。

◇起業に向く人の特徴や性格

1.1 泥臭いこともコミットしてやりきれる
1.2 目標を行動に移すことができる
1.3 自分や他者の強みに目を向けられる
1.4 問題ではなく機会に目を向けられる
1.5 仮説検証を行い意思決定をする
1.6 「やりたいこと」ではなく「やるべきこと」を優先できる
1.7 自責の気持ちを持っている

◇WILLFUで成果をあげた起業家の特徴

1.1 考えるべき論点を愚直に丁寧に考え抜いている
1.2 泥臭いこともコミットしてやりきる
1.3 成功事例を研究し、横展開できる

最初にも言いましたが、起業家精神や成果を上げる能力は生まれつきのものではなく、後天的に身につけることができます。

そして起業家精神や成果を上げるための能力の身に付け方も人それぞれで、

・成功している起業家に話を聞く
・本を読む
・実際に起業してみる
・起業家育成セミナーなどに通う

などがあります。

重要なのでもう一度言いますが、起業家精神や成果を上げるための能力は後天的に身につけることが可能です。
ぜひ自分にあった能力の身に付け方を模索し、成果を上げる能力を身に付けてください。

WILLFU Labは読者の皆様の起業を応援しています。

ぜひ勇気を出して起業し、成功してください。

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